潰瘍性大腸炎もクローン病はどちらも腸に炎症を起こす病気(炎症性腸疾患)で、人によって差はあるものの下痢や下血、腹痛、発熱などが発生する。
炎症性腸疾患は3つにわけることができて
もくじ
1.急性で原因が明らかなもの ⇒ 感染症や虚血性の腸炎、薬などによる腸炎
2.慢性で原因が明らかなもの ⇒ アメーバによる腸炎や腸結核
3.慢性で原因のわからないもの ⇒ 潰瘍性大腸炎とクローン病
最悪のセットと言える「慢性」で「原因がわからない」の3番・・・
これが潰瘍性大腸炎とクローン病。
クローン病は10代~20代の若者に多く高齢になってからの発症は少ないらしい。潰瘍性大腸炎は、幅広い年齢層に見られる病気で、高齢になってからも発症する病気。
原因が分からないというのがやっかいだよな。
根本原因が分からなければ、治療も対症療法になってしまうわけで、普通の人の3倍~10倍以上もトイレに行かなければいけないからホント「トホホ・・・」って感じなんだよね。
潰瘍性大腸炎とクローン病はどちらが大変かというと、クローン病の方が大変そうな気がするけど、症状は個人差があるし、オイラは医者じゃないから正確には言えない。
まぁ、どちらも大変だろうね。
オイラは潰瘍性大腸炎で、クローン病を経験したことがない。
炎症の部位だけで比べると、クローン病は口から肛門まで消化管の部位に潰瘍や線維化が起きる、潰瘍性大腸炎は、肛門から大腸、小腸に炎症が起こるもので部位的には短い。
炎症の起こる部位が長いか短いかで、どちらが大変かを決めるのは安易すぎるから止めておこう・・・。(;^_^A ・・・
■治療法
クローン病・・・外来の場合は、ステロイド内服や顆粒球除去療法などが行われる。入院をして治療をする時は、絶食と静脈栄養という高カロリーの点滴で腸に負担をかけないようにしたり、栄養剤で必要を栄養を摂取する方法がある。これらの内科的方法での治療が困難な時は、手術療法が必要になることもあるそうだ。
潰瘍性大腸炎・・・外来の場合は、軽い場合は腸に抗炎症効果の高アミノサリチル酸製剤(5ASA)やステロイド内服などを使用する。症状が重い場合は、クローン病と同じように絶食をしながた高カロリーの点滴をするなど腸の安静をはかります。また内科的治療にて効果が見られない場合は、外科治療も行われる。
オイラは薬が効かなかったから、途中から服用する量を勝手に減らしてしまったけど、とにかくストレスを減らす努力だけはやめなかったかな。
オイラと同じようにストレスが大きな要因と考えている人は、下の記事も併せて読んでみてね。
「 潰瘍性大腸炎 ストレスを減らすことも治療法のひとつ! 」
それじゃまた!