堤 未果さんの著書「政府はもう嘘をつけない」が、SNSで流れてきた。
SNSで広がる評価、評判が正確であるかどうかは別として、もともとジャーナリストとしての堤さんの評判は良いので、読んでみることにした。
政治や経済に興味のない人にも読みやすく、ためになる必読書と言ってもいいかも。。。
たとえば、
わずか1%の富裕層の意見が米国政治に反映される腐敗政治。
日本では2016年6月に改正となった「個人情報保護法ガイドライン」。
これは企業が個人情報の使用目的を本人の同意なしで変更できるようになったもの。それから1年後には、スマホの一部機種から警察が持ち主への通知なしでGPSの位置情報を取得できる機能が実装されたという話。
↑ これって警察の判断で、スマホの位置情報を知ることができるということなんだけど、一般人だけでなく、政治家や公の人たちも要注意だよね。
与野党の党首になるようなお金持ち・・・じゃなくて「人」や、有能な人たちはマイナスとなるような情報を握られないように気をつける必要が出てきたね。
最近は、政治家が官僚の人事を掌握するようになって、なかなか官僚もやりにくそうだけど、今後は気に入らない首相や党首が出てきて引きずり落とされたり、重要法案の成立時のタイミングなどにネタが今以上にピョンピョン飛び出してくるのかもしれない。。。
何年か前に騒がれていたギリシャ破たん問題も取り上げていて興味深かったなぁ。
あれも「ギリシャ国内の支出を切り詰めろ」と言っているだけで、ギリシャの軍事費削減に触れる欧州国はいない。ギリシャの軍事支出はトップのアメリカに次いで2位にもかかわらずだ。。。
「情報」と言うものは知らない方が幸せなこともあるけど、オイラのようなジジイ世代も若い人たちも社会の動きを把握するために知っておくべき内容やと思う。
若い人はきっと腐った社会に幻滅するだろうけど、知らない国民ばかりの社会になってしまうのはよろしくない。。。
オイラも
テレビや雑誌では得られない情報に触れながら、個々の判断力を養っていこうと思ってるで~。
↓ スマホゲームを3時間するなら、この本だね。興味のある人は買って読んでみて。