東京地裁は9日、特別背任の疑いで再逮捕された日産の前会長ゴーン容疑者について、弁護人の勾留取り消し請求を却下した。
そもそもゴーン前会長を逮捕した理由は、フランスの自動車メーカー・ルノーと日産を合併させて「フランスの自動車メーカー」にしようとしていたことが分かったからとも言われているんだよね。。。
フランス政府が絡んできているから厄介そう・・・。
というのも
2014年にフランス政府が株式を2年以上保有する長期株主の議決権を2倍に増やす通称「フロランジュ法」というものを制定している。
これは仏政府が日産経営への関与を強めようとしたもので、同年にフランス政府はルノーへの持ち株比率を同年に20%に引き上げて、筆頭株主として日産との合併を狙ったとされているんだけど、
ルノー傘下とは言え、独立性を保ちたい日産としては
何か手を打たないといけなくなっていた・・・とも言える。
そこで
約20年もの間、トップをやってきたゴーン氏を逮捕するという策が出てきたのだ。
まぁ、本当のところはわからないけど、日産だけでなく日本○府としてもルノーとの合併は避けたい思いがヒシヒシと伝わってくるから、ゴーン氏も簡単には保釈されんのやろね。。。
オイラは
ゴーン氏の逮捕はマズかったんじゃないかなぁと思っている。
もっと他にルノーとの合併を阻止する方法はなかったんかね?
本気で合併を阻止したかったら
トップだけをすり替えるという発想じゃなくて、社長、副社長ふくめて専務、常務クラスが知る過去の大きな不正問題を引っ張りだして、総辞職でもすればよかったんじゃないかねぇ。。。
きっとあるはずだよ、大きなネタが・・・。(苦笑)
いまは金融商品取引法(金商法)違反容疑に加え、特別背任容疑で拘留できているけど、誰もが納得できる決定打がまだ見つからないんだよ。
記事の最後には必ず「ゴーン前会長・・・か」みたいな疑問形になってるしね。。。
きっと他の落としどころも模索しているんやろねぇ。。。