先日、知り合いの子どもが「濃厚接触者」として保健所から連絡があった件を記事にしたけど、なんとも素人にはわからない対応だったそうだ。
話を聞いたオイラもおもわず
「えっ、そうなの?」
と驚いてしまった。
というのも
知り合いの子どもが「濃厚接触者」であれば、同じ屋根の下で生活している家族も「濃厚接触者」として判断されるものと思っていたけど、どうやら違うようだ。

↓ ↓ ↓ 先日のブログ記事 【新型コロナ 大阪】知り合いの子どもが「濃厚接触者」に。。。「濃厚接触者」と言われたら? |
【コロナ PCR検査驚きの結果】なぜ子どもが「濃厚接触者」なのに、家族はPCR検査なし?仕事どうなる?定義は?
「濃厚接触者 疑い」の場合は、特に症状が出ていなければ仕事に行っても良いようなことが書いてあるけど、「濃厚接触者」になるとそうはいかない。詳しくは「濃厚接触者になったら」をみてみてね。
「濃厚接触者」の定義(2021年3月現在)というのは
1.患者と同居あるいは長時間の接触があった者 2.適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護していた者 3.患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者 4.手が触れることのできる距離(約1m)で、必要な感染予防策なしで、患者と15分以上接触があった者 |
となる。
これを読む限り、子どもが「濃厚接触者」と判断されたら、同居する家族も「濃厚接触者」になると思うのが普通だよね。。。
どう読んでも1番の「患者と同居あるいは長時間の接触があった者」が当てはまる。
ただ「濃厚接触者」であるかどうかっていうのは、保健所が、患者、または学校、会社などから聞き取り調査をして、マスク着用の有無、接触時間の長さ、距離の近さ、空間の密閉度、患者の症状などから総合的に判断されるようだ。
また「同居家族が陽性となり、入院(または施設療養)となった場合」は、感染している可能性があることから、患者と接触した後14日間は健康状態に注意を払い、外出は自粛するなど、保健所の指示に従うとある。
ここで気になるのは
「同居家族が陽性となり、入院(または施設療養)となった場合」
とあるけど、同居家族が陽性でも「入院」をしてなければ「濃厚接触者」と判断されないかも・・・ということだよね。
知り合いは、鼻水の出ていた奥さんだけ、自己負担でPCR検査をすることにした。
PCR検査は驚きの結果に。。。
PCR検査は驚きの結果となった。
対象 | 保健所判断 | 検査 | 結果 |
子ども | 濃厚接触者 (症状なし) | PCR検査 | 陰性 |
同居家族(父) | 濃厚接触者ではない (症状なし) | 必要なし 抗体検査(自己負担) PCR検査(自己負担) | 陰性 陽性 |
同居家族(母) | 濃厚接触者ではない (症状はないが、鼻水) | 必要なし 抗体検査(自己負担) PCR検査(自己負担) | 陽性 陽性 |
結果は、なんと
子ども ⇒ 陰性
両親 ⇒ 陽性
となった。。。
よくあることなのだろうけど、周辺にコロナ陽性になった人がいなかったから、正直聞いたときは、おどろいた。
なぜ驚いたかって?
↓ ↓ ↓ 驚いた内容は少し前後してしまうけど、コレだよね。
1.子どもを「濃厚接触者」と判断したにもかかわらず、同居家族が「濃厚接触者」と判断されなかったこと。 2.両親は特にPCR検査、抗体検査を受けるよう指示されなかったこと。 3.子どもはPCR検査の結果「陰性」。もし両親が自己負担で検査を受けなければ「陽性」のまま職場で働いていたことになったこと。 |
んー、これはビックリだったね。
病院の指示に従って、子どもだけPCR検査を受けていたら、親はPCR検査を受けずに「あ~、よかった」で終わっていたことになるよね。
自己負担になるけど、念のためPCR検査を受けてみようと判断したおかげで「陽性」とわかって、仕事も休むことにつながった。
今回、知人家族がコロナ感染と分かるまでの流れをカンタンに書いてみたけど、これは ” たまたま ” なのか “よくあること” なのか、それは分からない。
だけど海外と比べて、日本のコロナ感染者が圧倒的に少ない理由というのが、以前から言われている「PCR検査対象の選定を厳しめにやっている」ということなんだろうね。
「新型コロナ」の感染経路は、圧倒的に家庭内感染が多いというデータも真実味が増した。マスクをして、手洗い、部屋の換気をするなど、みなも気をつけてねぇ。
医療現場で使われている「N95」マスクと「KN95」マスクのちがいも記事にしているから、興味のある人は読んでみてねぇ。
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